小樽交通記念館
(アイアンホース号)
物件の所在地:北海道小樽市
あし:JR小樽駅よりバス有り
(小樽散策バスが便利です)
みなさんこんばんは。
今回は小樽にある交通記念館です。
ここはかつての「手宮線」の終点だったという事。
その機関区の跡に作られた施設の中を、アメリカ製の機関車が走っているという話。
随分前から聞いていたのですが、ようやく行って参りました。

「はい、おーらい・・」なんて言っているのでしょうか?
この転車台の線路に注目。
3本敷かれています。
「アイアンホース号」の軌間(線路の内側の幅)は3フィート(914ミリ)。
国鉄(JR)は3フィート6インチ(1067ミリ)。
つまり両方に対応している訳です。
デュアルゲージってやつですね。

回転して出て参りました。
バックの建物はすべて国鉄時代の本物です。

列車の先頭に付くためまずは回送します。

「はーい、もうちょっとー」
連結は自動連結器(握手する形)を使用しています。
アメリカの車両はかなり昔からこの方式のようです。
ちなみにアメリカからの技術を導入した北海道の鉄道も、
昔からこの方式だったとか。
内地では鎖で繋いでいた時代があるのです・・・

編成が組み上がりました。
後ろ二両はオープン客車、こちらのほうが人気でした。

客車の中からは機関車はよく見えません。
しかしいかにもSL列車だなあという感じは伝わってきます。

終点に付くとまた機関車を方向転換。
転車台はこうやって動かすんですね。

一回転して出てきました。
これからまた編成の先頭に付くため回送です。

今度は来たときとは逆側に連結します。

先に降りてドアを開けるお兄さん。
(機関助士さん?)
ドアは当然手動でした。

安全確認しながら機関車を再び離す機関士さん。

この「アイアンホース号」、煙が少ないなあ・・と思っていたら、
どうやら重油焚きのようです。
もちろん本物の蒸気機関ですが、日本ではあまり例がないですね。

次の走行時間まで機関庫で待機します。
毎回まず出るところから見せる・・・というのは、
他ではなかなか見られません。
おまけ その1
おまけ その2
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